腹痛から始まりました(3)
意外と早く受け入れ先の病院は決まり、タクシーで向かうことに。
紹介状をもらって娘とタクシーで入院先の病院へ移動します。
そこへ仕事が終わった夫が来てくれました.
入院先ではまたCTと血液検査とエコーを受けて、当直の医師の先生から説明があって病室へ。
まだコロナ対応でしたのでここで家族とはお別れです。
明日夫に仕事に行く前に荷物を持ってきてもらうよう頼みました。
荷造りは娘がしてくれるとのこと、さすが高校生になれば頼りになります。
病室は六人部屋で、真ん中のベッド。
担当の看護師さんが色々説明して下さって、パジャマやタオルや日用品は全てレンタルでお願いすることに。
着替えてすぐに点滴が始まりました。
もう既に夜の10時くらいになっていましたが、横になってもなかなか寝つけませんでした。
腹痛から始まりました(2)
娘にUberでタクシーを呼んでもらい、付き添ってもらって病院へ。
病院まではタクシーで5分もかかりません。
到着したものの、受付してから待合で結構待ちました。
何せお腹が痛いので、早く何とかして〜という感じ。
まず最初に看護師さんの聞き取りがありました。その後医師の先生と
お話し。
とりあえず血液検査とエコー、そして点滴で痛み止めをすることに。
血液検査をまず最初に、次にエコーで特におかしな所はなく、
痛み止めで痛みも落ち着いてきました。
「血液検査の結果もまだ出てないとこあるけど、どうもないな〜。
痛みおさまったんなら帰りますか?」
なんて点滴したまま先生とお話をしていたら、血液検査のアミラーゼが2500という結果が。
「これが原因だね。膵炎だからすぐ治療始めないといけないけど今日うち満床だから、他の病院紹介しますね。膵炎は命に関わるからね、僕だったら1ヶ月は入院してもらうところだよ。」
と言われ、入院先を探してもらうことになりました。
腹痛から始まりました(1)
2022年の7月中旬、何の前触れもなく急にひどい腹痛を起こしました。
朝から仕事に行き、お昼ご飯に自分の作ったお弁当を食べた後に急な胃の痛みが。
痛みはだんだん強くなってきます。横になっていてもじっとしていられないくらい。
たまーに胃痙攣を起こす事があり、似たような痛みだなと思ったのでブスコパンというお薬を飲みました。
でも全然良くならない。
とりあえず痛み止めも追加で飲みました。EVEだったかな。
やっぱり良くならない。っていうか痛みがひどくなって横になってても痛いし、立てるかなっていうくらい。
とりあえずタクシーを呼んで家に帰ることにしました。
何とかタクシーに乗り、自宅まで戻りました。
2階に高校生の娘がいるので、階段下から呼びたいんだけど声が出ないくらいお腹が痛い。
何とか娘に降りてきてもらって、一番近い中規模の総合病院の救急で診てもらえるか電話で聞いてもらいました。病室が満室だから何かあっても入院できないけど診れますよ、というお返事。
とりあえずこの痛みだけでも何とかしてほしいし、何でこんなに痛いのか原因が知りたいし、入院するとか思ってなかったので即答で診てもらうことにしました。
自己紹介
初めまして。アメジストと申します。
50代女性、持病は偏頭痛くらいで、血液検査などでも引っかかるところはなく、更年期の症状はあるものの元気でした。
ところが2022年7月に急に膵炎になり、その原因が十二指腸乳頭部にできていた腫瘍で、その腫瘍が膵管を塞いでいたため手術が必要になりました。
4mm程度の腫瘍でしたので、素人考えで内視鏡で取れないものかと思いセカンドオピニオンも受けました。
セカンドオピニオンを受けて下さった病院で、内視鏡の専門の先生に診ていただき、内視鏡での手術はできないことがわかりました。
結局セカンドオピニオンを受けて下さった病院にて、亜全胃温存膵頭十二指腸切除術を受けることになりました。膵がんと同じ手術で、胆嚢全摘・十二指腸全摘・胃と膵臓は三分の一摘出するので、相当な覚悟が必要でした。
手術後の経過は順調で、1週間で退院できました。
現在術後1年となり、元気で手術前とほぼ同じように生活できています。
その手術までの経過、手術後の経過を書いていきたいと思います。
同じ手術を受ける方のお役に立てれば嬉しいです。